2011-06-12

エドワード・S・カーティス


 1冊読了。

 36冊目『ネイティヴ・アメリカンの教え』写真=エドワード・S・カーティス:井上篤夫訳(ランダムハウス講談社文庫、2007年)/10分で読了。924円は高い。だが彼らの風貌を目撃し、大地の中から生まれた言葉に接することを思えば値段は気にならない。ネイティヴ・アメリカンが自分のことを「インディアン」と呼ぶ哀しさ。それでも尚、先祖の教えを奉じ、大自然と共に生きた。ヨーロッパから流れ着いたキリスト者が彼らを虐殺した。宮崎駿〈みやざき・はやお〉が国債的な評価を受けていることを踏まえれば、アニミズム復興は可能だと思う。アニミズムはキリスト教思想を解体する有効な手段の一つであると私は考える。

0 件のコメント:

コメントを投稿