2012-09-12

『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか PKO司令官の手記』ロメオ・ダレール:金田耕一訳(風行社、2012年)

なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか―PKO司令官の手記

 100日間で80万人が虐殺された。それも多くはマチェーテと呼ばれる山刀で。なんと数ヶ月前から、そこには国連PKO部隊がいて、危険を察知していた。しかし、彼らは手を拱(こまね)いて傍観するしかなかった。PKO部隊の司令官自身が痛恨の思いで綴る惨劇の顛末(てんまつ)。

ロメオ・ダレール、ルワンダ虐殺を振り返る
「私たちは大量虐殺を未然に防ぐ努力を怠ってきた」/『NHK未来への提言 ロメオ・ダレール 戦禍なき時代を築く』ロメオ・ダレール、伊勢崎賢治
『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ

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