2012-01-20

苫米地英人


 昨日、1冊読了。

 4冊目『利権の亡者を黙らせろ 日本連邦誕生論 ポスト3.11世代の新指針』苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(講談社、2011年)/久々のベッチーである。いやあ、やっぱり頭がいい。3.11を巡る問題の本質を炙(あぶ)り出し、具体的な政策の処方箋を提示。利権の亡者に対して「ご老人たちは引っこんでいなさい」と啖呵を切っている。190ページで1300円の値段は良心的だ。「日本はアメリカ大統領を買収せよ」との提言が斬新。日本のグランドデザインを見事に描いている。

WHOは世界人口の90%が余剰人口と決めている(ビルダーバーグ)





◎ビルダーバーグの計画とロシア侵略作戦

中田安彦『ジャパン・ハンドラーズ』ワールド・フォーラム5月例会(2010年)








ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち 世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち 日本再占領 ―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」― 世界を動かす人脈 (講談社現代新書)


◎ビルダーバーグの計画とロシア侵略作戦

ビルダーバーグの計画とロシア侵略作戦

2010年、RT。





◎ビルダーバーグ会議
◎「闇の支配者」による秘密会議『ビルダーバーグ会議』
◎2010年ビルダーバーグ会議メンバーリスト
◎秘密クラブ「ビルダーバーグ」5月にパリで会合

 ◎中田安彦『ジャパン・ハンドラーズ』ワールド・フォーラム5月例会(2010年)
 ◎WHOは世界人口の90%が余剰人口と決めている(ビルダーバーグ)

シオニストによるタレントショーの妨害 リヨン(フランス)


 2004年2月。お笑い芸人デュードネはイスラエルに批判的な内容のショーを行ったためにシオニストロビーの強い圧力を受け、仏国内での活動を大幅に妨害された。リヨンで­の犯人はユダヤ防衛同盟かBetarと言われている。


仏シオニストロビー イスラエルに批判的なタレントの活動を妨害

2012-01-19

アインシュタイン「私は、エレガントに逝く」


 1955年4月18日、アインシュタインが76歳で亡くなった。彼は、その5日前に自宅で突然倒れて入院したが、医師の手術の勧めをすべて断わって急逝した。死の直前のアインシュタインは、「私は、自分が望む時に逝きたい。生命を人工的に長引かせることは、退屈だ。私の役割は、やり遂げた。今が逝く時だ。私は、エレガントに逝く」と言った。後のゲーデルも、アインシュタインと同じような意識で、死を迎えたように映る。

【『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎〈たかはし・しょういちろう〉(講談社現代新書、1999年)】

ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論 (講談社現代新書)



映画『世界は恐怖する 死の灰の正体』

亀井文夫作品集、1957年制作、原水爆実験後の日本の実態。



2012-01-18

君は君の道を見つけて、それに従わなければならない

 君には、神に対してではなく、党に対してでもなく、個人としての責任がある。君は君の道を見つけて、それに従わなければならない。(サルトル)

【表紙カバーより/『怒れ!憤れ!』ステファン・エセル:村井章子訳(日経BP社、2011年)】


怒れ!憤れ!

ガザ攻撃 イスラエルの連盟国と戦略





 2009年1月。

ベルナール=アンリ・レヴィ リビア叛徒暴虐に関する質問を逃げる





 仏リビア軍事介入推進者、シオニストのベルナール=アンリ・レヴィ。2011年11月13日。

 身振り手振りの大きさに臆病さが露呈している。司会者を正面から見据えずに横目で見る仕草も彼の動揺を示している。暴力を扇動する者は、必ずしっぺ返しを受けることだろう。

◎ベルナール=アンリ・レヴィ

リビア トゥアレグ族からの抵抗の呼びかけ


 2011年リビア戦争、ムアンマル・カダフィ殺害後のトゥアレグの反応。

サハラ砂漠の猛者トゥアレグ族

赤ちゃんを抱いたジプシー女性にレイシストが椅子で殴りかかる


Racist Attack on Mother & Baby


 2008年7月27日、ダブリン。日曜日の出来事だ。命を育む女性が暴力に駆り立てられている。彼女の子も同じように育てられることだろう。レイシズムは暴力を正当化する。ヨーロッパ白人史観が有色人種を劣ったものと位置づけ、これが歴史の上で長い尾を引いている。レイシズムは世界を混乱に陥れる。ゆえに人種差別は死罪をもって償わせることが正しい。私は本気でそう思う。

2012-01-17

リチャード・ドーキンス


 1冊挫折。

神は妄想である 宗教との決別』リチャード・ドーキンス:垂水雄二〈たるみ・ゆうじ〉訳(早川書房、2007年)/過去に二度挫けている。それもあっさりとだ。三度目の正直ということでギアは噛み合ったのだが、残り百数十ページでやめた。段々と後味が悪くなってきた。自分でも理由がはっきりしない。確実なのは辛辣極まりないユーモアは面白いのだが、ニコラス・ウェイドほどの説得力はないことだ。『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』を読んだ後ではインパクトに欠ける。とにかくパラグラフが長いため、どうしても冗長に感じる。ただし米国の宗教情況を思えば致し方ない側面もあろう(ドーキンスはイギリス人)。キリスト教を中心とするドグマ性を真っ向から暴いてみせたという点で歴史的一書になると思われる。ドーキンスは来日した時のインタビューで「仏教は宗教ではない」と発言し、哲学と位置づけている。

意見を言うときは、必ず理由を言わなければならない

@mogmemo: この先生ほんとにすばらしいです。対話の神髄をこんなにシンプルに。 RT @buvery すばらしいね、これ。RT『意見を言うときは、必ず理由を言わなければならない』 みやきち日記” http://t.co/qzgYX9T5 @mogmemo
Jan 17 via Twitter for iPhoneFavoriteRetweetReply

2012-01-16

シュロモー・サンド「イスラエル国家は全てのイスラエル市民に属する」

2009年2月12日。イスラエル議会選挙直後の討論。ネタニヤフ顧問で在仏ユダヤ人代表評議会副議長のマイヤー・ハビブとイスラエル人歴史学者シュロモー・サンド。





 見よ、説教強盗の生きた見本を。何と日本語訳が刊行されていた。


ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか

自作自演 ラビ傷害事件

2003年。





 民族的憎悪を拡大再生産するために芝居が行われる。後になって嘘だと判明しても、一度点火された憎悪の炎は消えることがない。

カダフィ死後のリビア 在仏リビア人証言 2011年11月10日

パリ、アラブ世界研究所前にて。



2012-01-15

マーシャ・ガッセン

1冊読了。

 3冊目『完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者』マーシャ・ガッセン:青木薫訳(文藝春秋、2009年)/「今後の読書がつまらなくなるかもしれない」――そんな思いがよぎった。私の中で傑作評伝といえば中丸美繪〈なかまる・よしえ〉著『嬉遊曲、鳴りやまず 斎藤秀雄の生涯』であるが、スリリングの度合いにおいて本書が上回っている。ミレニアム懸賞問題の一つであるポアンカレ予想をロシアの天才数学者グレゴリー・ペレルマンが証明した。副題の100万ドルとはこの懸賞金のこと。ペレルマンはミレニアム賞もフィールズ賞も拒絶した。著者のマーシャ・ガッセンはペレルマンと同世代であり、彼と同じようにロシアの数学専門学校で学んだ女性だ。で、何がスリリングかというと、ガッセンは一度もペレルマンと会うことができなかったのだ。それゆえ資料とインタビューからペレルマンの人物像を手繰り寄せるしかなかった。要はポアンカレ予想を始めとする「犯行」に至る動機と状況証拠を捜査する役回りとなっている。読み物としては、ロバート・カニーゲル著『無限の天才 夭逝の数学者・ラマヌジャン』よりはるかに面白い。青木薫の翻訳も実に素晴らしい。

不思議な光を放つ双眸


Boundless [explored]


 何なのだろう。この不思議な光は。双眸(そうぼう)に見つめられ身動きができなくなる。じっと見入ると息苦しくなってくるほどだ。眉間には憂愁が刻まれている。が、口元は微笑んでいるようにも見える。首からぶら下げた十字架はエチオピア正教のものだ。杖の握り部分からは年季が窺える。男は何を見てきたのか。天国でないことは確かだろう。彼は言語に絶する苦しみや悲しみを見続けてきたのだろう。それでも運命と受け止め、神の残酷な仕打ちに耐えてきたのだろう。清らかな瞳には一点の後悔も見られない。ただ覚悟の焔(ほのお)が静かに燃え続けている。