2012-02-04

リッキー・リー・ジョーンズ


 リッキー・リー・ジョーンズのセカンド・アルバム『パイレーツ』が出たのは1981年のこと。何と30年も経っている。自由奔放に乱反射する言葉が私の耳をつかまえて放さなかった。この2曲は一際思い入れが深い。18歳の夜がどっと押し寄せてくる。レコードを聴くことが、まだ厳(おごそ)かな時代であった。そして30年前はあまり好きではなかったトム・ウェイツを今頃聴いている有り様だ。二人は恋人であった。









Pirates

2012-02-03

リチャード・ドーキンスが語る「奇妙な」宇宙


 生物学者のリチャード・ドーキンスが、人間の視点から宇宙を理解することが どれほど難しいか考えながら「ありえないことを想像する」ことについて論じます。2005年7月 TEDGlobal 2005。







利己的な遺伝子 〈増補新装版〉神は妄想である―宗教との決別虹の解体―いかにして科学は驚異への扉を開いたか進化の存在証明

神経質なキリスト教批判/『神は妄想である 宗教との決別』リチャード・ドーキンス

見つめているのか、見つめられているのか?

Point Of View

 視線という視線にさらされている。見つめているのか、それとも見つめられているのか? 眼は点と線を併せ持つ。

2012-02-02

ガザ支援船攻撃 仏シオニスト弁護士「犠牲者に同情は不可能」

2010年6月1日。記者ロベール・メナールとフランス・イスラエル協会代表ジル=ウイリアム・ゴルナデル。





◎ガザ支援船

マフムード・アフマディーネジャード、イラン大統領 第65回国連総会演説


 2010年9月23日。





ガザ支援船攻撃 仏新聞は犯罪国家イスラエルの共犯





◎ガザ支援船

精神年齢が低い人の特徴

精神年齢が低い人の特徴は、自分の感情をコントロールできてないこと。さらにいえば、コントロールできるなんてことを知らないし、たとえ知っていてもコントロールしようとしない人。彼らは「自分が抱く感情は正しい」と信じている。
Sep 03 09 via Tween Favorite Retweet Reply

ポール・ホフマン

1冊読了。

 7冊目『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン:平石律子訳(草思社、2000年/草思社文庫、2011年)/ついこの間、マーシャ・ガッセンを堪能したばかりだ。にもかかわらず、ポール・ホフマンはあっさりとマーシャ・ガッセンを退けた。いやはや、こんなことがあっていいものだろうか? ポール・エルデシュは「歩くエピソード」であった。彼の口は毒気の強い警句を発した。数学と恋に陥り、死ぬまで添い遂げた。人生のほぼ全てを数学に捧げた。そのためエルデシュは一人だとバスに乗ることもできなかった。彼は靴紐さえ結べなかったという。エルデシュは485人もの共著者と1000本以上に渡る論文を発表した。天使のように汚(けが)れがなく、僧侶のようにストイックであった。道を極める人物は型破りであることを避けられない。サイモン・シン著『フェルマーの最終定理 ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで』を読んだ人は必読のこと。

2012-02-01

地に臥して乞う者


Capitalism


「資本主義」と題された写真。地に臥(ふ)して乞う者と道行く者あり。彼を跪(ひざまず)かせる力は何か? そこに資本主義の残酷なメカニズムがある。我々が商品を選ぶのと同じように企業は人を選ぶ。ある者には惜しみなく報奨金を与え、ある者は切って捨てられる。カタカナでセーフティネットといわれるようになった頃から社会保障はズタズタになった。彼を立ち上がらせることのできる力は「怒り」しかないだろう。男はその時暴徒と化す。

◎乞い人
◎せめて「小銭か微笑みを」

2012-01-30

独立記者ミシェル・コロン パリでの講演禁止 表現の自由はどこへ?

シリア現地報告 ティエリ・メサン 2011年11月21日



戦争状態 世界はどこへ向かうか

ドキュメンタリー、2005年フランス。













セリーヌ、新堂冬樹、高江洲薫、ニック・ベギーチ博士、上杉隆、甲野善紀、荻野アンナ

5冊挫折、1冊読了。風邪のため調子悪し。

夜の果てへの旅(上)』セリーヌ:生田耕作〈いくた・こうさく〉訳(中公文庫、1978年)/「僕」という訳語に違和感あり。

カリスマ(上)』新堂冬樹〈しんどう・ふゆき〉(徳間文庫、2004年/幻冬舎文庫、2009年)/「して」の連続にうんざり。

過去世リーディング』高江洲薫〈たかえす・かおる〉(VOICE、2007年)/批判をする目的で読んだのだが、それほどの価値もないことに気づいた。

電子洗脳 あなたの脳も攻撃されている』ニック・ベギーチ博士:内田智穂子〈うちだ・ちほこ〉訳/「電磁振動」「物質の振動周波数」「特有の振動率」「周波数コード」の根拠が示されていない。著者名に敬称を付す本はハズレが多い。

一億総洗脳化の真実 国家の恥』上杉隆(ビジネス社、2011年)/ダイヤモンド・オンラインの記事を集成したもの。散慢な印象を拭えない。ジャーナリストとして最後の仕事であれば、もっと本腰を入れて増補・書き下ろしにすべきであろう。余白が極端に少ないのも気になる。原発事故の経緯を復習するためには必読テキストといってよい。

 6冊目『古武術で毎日がラクラク! 疲れない、ケガしない「体の使い方」』甲野善紀〈こうの・よしのり〉指導、荻野アンナ文(祥伝社、2006年)/荻野アンナのノリは好き嫌いが分かれるところだろうが、実用性において勝利を収めている。「満員電車のすり抜け術」なんかは、知ると知らないとでは大違いだろう。とはいうものの1200円は高い。文庫で半額にすべきだ。

2012-01-29

レオンハルト・オイラーの偉業


 スイスに生まれたオイラーは、ベルリンとサンクトペテルブルグで研究を行い、数学、物理学、工学のあらゆる領域に絶大な影響を及ぼした。オイラーの仕事は、内容の重要性もさることながら、分量もまた途方もなく多い。今日なお未完の『オイラー全集』は、1巻が600ページからなり、これまでに73巻が刊行されている。サンクトペテルブルグに戻ってから76歳で世を去るまでの17年間は、彼にとっては文字通り嵐のような年月だった。しかし、私的な悲劇に幾度となく見舞われながらも、彼の仕事の半分はこの時期に行われている。そのなかには、月の運動に関する775ページに及ぶ論考や、多大な影響力をもつことになる代数の教科書、3巻からなる積分論などがある。かれはこれらの仕事を、週に1篇のペースで数学の論文をサンクトペテルブルグのアカデミー紀要に投稿するかたわらやり遂げたのだ。しかし何より驚かされるのは、彼がこの時期、一行も本を読まず、一行も文章を書かなかったことだろう。1766年、サンクトペテルブルグに戻ってまもなく視力を半ば失ったオイラーは、1771年、白内障の手術に失敗してからはまったく目が見えなかったのだ。何千ページに及ぶ定理は、すべて記憶の中から引き出されて口述されたものなのである。

【『新ネットワーク思考 世界のしくみを読み解く』アルバート=ラズロ・バラバシ:青木薫訳(NHK出版、2002年)】

新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く



 エルデシュよりも多くの論文を著したのは史上ただひとり、18世紀スイスの万能の数学者、レオンハルト・オイラーだけである。オイラーは子供を13人作り、80巻に及ぶ数学論文を書いた。この多くが、夕食の用意ができたという最初の呼び声から次の催促の声がかかるまでの30分のあいだに書かれたという。

【『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン:平石律子訳(草思社、2000年/草思社文庫、2011年)】

文庫 放浪の天才数学者エルデシュ (草思社文庫)

Wikipedia
天才計算術師オイラー
盲目の数学者オイラー
レオンハルト・オイラー生誕300年記念 数独チャレンジ 2007

Leonhard Euler

オイラーは何の苦労もなく計算をし、やすやすと偉大な論文を書いた/『数学をつくった人びと I』E・T・ベル