2013-10-23

『毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958▶1962』フランク・ディケーター:中川治子訳(草思社、2011年)

毛沢東の大飢饉  史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962

「15年以内にイギリスを追い越す」と宣言した毛沢東が始めた「大躍進」政策は、人肉食すら発生した人類史上まれに見る大飢饉と産業・インフラ・環境の大破壊をもたらした。香港大学人文学教授が中国各地の公文書館を精査。同館所蔵の未公開資料と体験者の証言から「大躍進」期の死者数を4500万(大半が餓死者。うち250万人が拷問死、裁判なしの処刑死)にのぼると算出。中国共産党最大のタブーの全貌を明らかにし、北京が震撼した衝撃の書!

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