2013-11-11

クリシュナムルティの新刊

静けさの発見―二元性の葛藤を越えて (クリシュナムルティ著述集)

 1945年から1948年――第二次世界大戦末期からインド独立までの激動の時代――「完全な覚醒が訪れた」と、クリシュナムルティ自身が述べた時期の講話集。精緻な読解による決定的翻訳。充実した注釈、索引付。

創造性について―新しい知覚術を求めて

 真の創造性と独創性を実現することは困難ではあるが、しかし潜在的には誰にでも可能である。ただし、そのためには通常の精神を激しく揺さぶり、真の創造性と独創性を可能にする状態に入るようにさせねばならない。精神のこの創造的な状態を覚醒させることによって、私たちは自分自身の内側にだけでなく、外側のあらゆるものの奥にも創造的な調和を発見することができるようになる。ボームは創造性という現象に深くかつ透徹した洞察の光を投じている。『対話について』(『ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ』)と双璧を成す、珠玉の論考集。稀有の科学者が指し示す、創造的な生き方への道程。

愛について、孤独について

 生、死、快楽、苦しみ、悲しみ、恐れ、情熱、美、自由、幸福、そして愛と孤独――人生のあらゆる問題について、根源から問いかけ、共に考える。現代のプラトン=クリシュナムルティの「対話篇」。

クリシュナムルティ―その対話的精神のダイナミズム

 主著『クリシュナムルティの瞑想録』(原典:The Only Revolution)の徹底的読解から見えてきた、クリシュナムルティの生の躍動する姿。語りかけ、語りかけられ、応答するその生は、この世に住むことの意味の深みへと誘ってやまない。混迷の世を生きる現代人一人一人の自由なる生への扉をひらく、クリシュナムルティからの、対話的精神という名の贈り物。

ジドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti)著作リスト

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