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2017-05-29

回内運動のコツ/『基礎からのバドミントン』中田稔監修


 どうやって腕をムチのようにしならせることができるのか。そのカギを握るのが「腕のひねり運動」だ。その中でもっとも重要なのが「前腕のひねり運動」。ラケットをもった手首を上下に振るのではなく、手首を曲げて(リストスタンドという)左右に動かすことで前腕をひねるのだ。これを回内(かいない/内側にひねる)、回外(かいがい/外側にひねる)といい、これができるかどうかに初心者と経験者の違いが大きく現れる。

【『基礎からのバドミントン』中田稔〈なかだ・みのる〉監修(ナツメ社、2002年)以下同】

 15年振りにバドミントンを始めたのだが、生まれて初めて運動音痴の気持ちが理解できた。体の反応が鈍く、足が全然動かない。翌日は全身の筋肉痛に苛まれ、歩くこともままならなかった。特に「コートのボクシング」と呼ばれるバドミントンではケツの筋肉痛が顕著だ。1ヶ月後には右ふくらはぎが肉離れを起こした。

 本を読んでスポーツが上手くなることは畳水練と似ているが思い込みや誤りを正すのに役立つ。で、回内運動である。言葉は知っていたが全く理解できなかった。ネットでも散々調べた。スマッシュ時における手首の動作であることは何となくわかった。

バドミントンの回内運動について未だによくわかりません!


 これが一番わかりやすい回内運動の動画である。ところが「過剰な回内運動がスマッシュを妨げる」という指摘もある。


 一番理解しやすいのは以下のページである。

バドミントンで最初にぶつかる壁~回内動作

 本書の挿絵に次の記述がある。

 体温計を振る動作はラケットを振る回内運動に似ている


 この動きがラケット操作の基本となる。わざわざグリップの下部分を延長して練習する必要はない。ラケットを極端に短く持ち(指2本がシャフトに掛かるくらい)、動画の動作を繰り返し、そのまま腕を上に持ち上げればよい。すると腕に対してラケットが直角になってしまうが、この感覚で振り抜けば回内動作が身につく。

 もっと単純に行おう。グリップは通常、握手をするような形で握るが、親指を下げて普通のグーで握る。グリップを耳の後ろへ持ってゆき、肘から先に振り始める。この時ラケットの面は自分の顔の方に向いている。で、インパクトの瞬間に回内動作を行うのだ。グーで握っていれば自然に回内動作となるはずだ。

 つまりバドミントンにおける手首の使い方は野球の珠を投げるような動きとは方向が90度異なる。

 これで回内運動は君のものだ。

【追伸】ラップやアルミホイルの芯、あるいは長めの定規や孫の手で首の後ろを叩いてみよう。それが回内運動である。



力強いショットは回内-回外動作で打つ!!
ペダリングの悟り

2017-05-20

スマックボールの壁打ちに関する覚え書き


 ・バドミントン~自宅で壁打ちをする方法(スマックボール)
 ・スマックボールの壁打ちに関する覚え書き

 先日、初めて橋脚で壁打ちを行った。実際にシャトルを打ってみるとやはり勝手が違う。不規則なバウンドが多く、1時間ほど頑張ったのだが50回続けるのがやっとだった。スマックボールの欠点は何と言ってもインパクトの弱さにある。そしてガットが少しずつスマックボールを削ってゆく。意外と無視できないほどのゴミが生じる。

 あれこれと思案した結果、妙案が浮かんだ。素振り用のラケットカバーを着用するのだ。風の抵抗でインパクトの弱さをカバーできるしゴミも出ない。早速注文したのだが、やはり正解であった。カバーの風圧で恐ろしいほど変化する。100回くらい打っていると手首が疲れてくる。

 amazonは高いので楽天での購入を推奨する。

2017-05-10

バドミントン~自宅で壁打ちをする方法(スマックボール)


 ・バドミントン~自宅で壁打ちをする方法(スマックボール)
 ・スマックボールの壁打ちに関する覚え書き

 15年振りにバドミントンを始めた。私は53歳だが生まれて初めて運動音痴の気持ちが理解できた。まだ15年前はジャンプスマッシュもフライングレシーブもできた。バドミントンは遊び程度の経験しかなかったが、高校時代はバレーボールをやっていたので勘が働いた。それがどうだ。幾分スマートになった体が全く思うように動かない。基礎打ちも満足にできないレベルなので壁打ちを行う必要性を感じた。

 で、近隣を探し回ったのだが中々いい壁がない。数日前にやっと橋脚を見つけたのだが1kmほどの距離があって少し遠い。そこで何とか自宅で壁打ちをする方法を考えた。持ち家であれば壁に穴が空いても問題ないが借家だとそうはいかない。

 やはり同じことを考える人がいるようで自宅壁打ち用の商品を二つ見つけた。一つは「かべ打ち君」(3万4128円)で、もう一つは「壁打ちマスター スーパーサイレント」(7344円)である。

 壁だけ作るのは簡単だ。





 ホームセンターで確認したところ、いずれも1000円ちょっとの値段である。サイズは3×6(さぶろく)で920×1830mmだ。配達の料金は普通500円程度だと思う。店によっては無料で軽トラックを貸してくれるところもある。問題は音である。ビニールシート、ゴム、あるいは布を貼りつければ何とかなりそうだ。

 だが、やはり音が心配だ。血眼になって探し回ったところ妙案が浮かんだ。網戸である。早速ベランダの網戸でやってみたのだが反発力に欠ける。ベニヤやコンパネをくり抜いて「壁打ちマスター スーパーサイレント」を自作することも考えたが、どうも乗り気になれない。再び検索の鬼と化して調べてみた。あったあった。素晴らしい商品があった。スポンジボールからスマックボールに辿り着くのにさほど時間は掛からなかった。



 何と壁打ち動画まであるではないか。


 迷わず注文し、昨日届いた。いやはやこれは凄い。殆ど音がしないのだ。アパートでも使用できるだろう。窓でもしっかり反発する。動画のやり方はあまり上手くない。もっと壁の近くに立ち、手首の力は使わないでフォア-バックと繰り返し、ラケットを横8の字に回す感覚で行うとよい。私の場合、壁との距離は120cmである。シャトルと比べればスピードは落ちるが微妙に変化するので動体視力も鍛えられる。

 初心者のレシーブはラケットの動かし方が早すぎるところに問題がある。


 スマックボールの壁打ちはシャトルを懐に呼び込む動作が身につく。一石二鳥だ。

 もちろん橋脚での壁打ちも行う予定である。傷んだシャトルも山ほどもらってきた。スマックボールで行う壁打ちの目的はラケットワークにある。8畳くらいの部屋であれば二人で打ち合うことも可能だろう。

 全く関係ないのだが類似商品に「ウィッフルボール」がある。野球用であればこちらもオススメである。



ウィッフルボール2個 セット WIFFLE ball 箱入 米国正規品ウィッフルボール専用バットとボール1個付き WIFFLE ball