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2011-09-26

少年と語るマスード

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 時系列が定かではないが、いずれも2001年4月4日に撮影されたものだ。「パンジシールの獅子」と恐れられた男の顔が思わず綻(ほころ)んだ。少年は何をお願いしたのだろうか。マスードの周囲にはいつも人がいる。彼は簾(すだれ)の向こう側に鎮座(ちんざ)するようなことがなかった。クリシュナムルティにも共通している点である。

アフガンの英雄アフマド・シャー・マスード/『マスードの戦い』長倉洋海

獅子と呼ばれた男―アフガニスタンからの至急報マスードの戦い (河出文庫)アフガニスタン敗れざる魂―マスードが命を賭けた国ぼくが見てきた戦争と平和

2011-09-09

伝統と調和


 アフガニスタンは長老、部族長、封建地主、ムラー(イスラム僧)などの年長者に支配された社会であった。だが、戦争が新陳代謝を促し、いま確実に世代交代が行われ、各地にマスードのような若い司令官が続々と生れている。彼も老人たちを無視しようと思えばできるのだが、長老たちに敬意を払い、彼らの面目を保てるようにしている。彼はいう。
「彼らとの関係は大変よいし、若いから力があるからと鼻を高くすべきでない。いつも年寄りを大切にする。革命とは年寄りに成果を見せるものでもある。いまは革命中です。そして彼らの経験やヒントを聞いて、それを時代に合わせて取り入れていく」

【『マスードの戦い』長倉洋海〈ながくら・ひろみ〉(河出文庫、1992年/『峡谷の獅子 司令官マスードとアフガンの戦士たち』朝日新聞社、1984年に一部加筆)】

マスードの戦い (河出文庫)

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アフマド・シャー・マスードの思い出

2011-08-03

アフマド・シャー・マスードの思い出


アフマド・シャー・マスードの思い出(スライドショー)
アフガンの英雄アフマド・シャー・マスード/『マスードの戦い』長倉洋海

 マスードはアフガニスタンを民主化に導こうとしていた。もう少しで手が掛かりそうになったその時、彼は暗殺された。9.11テロの2日前のことだった。米国がアフガニスタンと戦争をするためには彼の存在が邪魔だったのだろう。パンジシールの獅子はメディア関係者を装ったテロリストに殺害された。

 大の読書家で、1997年時には、寝る間も惜しみ読書に時間を割いていたため、1日の睡眠時間はおよそ2時間程度だった。1996年のタリバーンの攻勢により、事前に首都から撤退したが、その際マスードは約3000冊の蔵書を持ち出している。持ち出した蔵書は実家のゲストハウスの廊下に山のように積み上げられていた。その読書に対する執着ぶりは、夜間、発電機が止まり、あたりが暗くなっても胸からペンライトを取り出し、何事もなかったかのように読書を続けるほどであったという。(Wikipedia

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マスード 愛しの大地アフガン ぼくが見てきた戦争と平和

獅子と呼ばれた男―アフガニスタンからの至急報スリー・カップス・オブ・ティー

伝統と調和