・TPPの実質は企業による世界統治
2013-05-25
2013-05-23
J・カズヌーヴ、宮沢賢治、ヤスミナ・カドラ、ハンス・クリスチャン・フォン=バイヤー、福本伸行
3冊挫折、1冊読了。
『儀礼 タブー・呪術・聖なるもの』J・カズヌーヴ:宇波彰〈うなみ・あきら〉訳(三一書房、1973年)/良書。ただ私の興味から少しずれていた。文化人類学や宗教社会学を学ぶ学生は必読のこと。
『春と修羅 心象スケッチ』宮沢賢治(日本図書センター、1999年)/オホーツク挽歌を読むのが目的であった。
『カブールの燕たち』ヤスミナ・カドラ:香川由利子訳(早川書房、2007年)/『テロル』に比べて形容の冗長さが目につく。ちょっとまどろっこしい。
17冊目『量子が変える情報の宇宙』ハンス・クリスチャン・フォン=バイヤー:水谷淳〈みずたに・じゅん〉訳(日経BP社、2006年)/本の作りがよくてびっくり。2006年刊とは思えんな。終盤はかなり難しくて読むのがやっと。ジョン・ホイーラーが最近の本ではジョン・ウィーラーと表記されている。情報論はビットからキュビットへ向かう。量子コンピュータの困難な課題が理解できた。内容は文句なしだが、やや総花的。
番外『賭博黙示録カイジ 全13巻』福本伸行(ヤングマガジンコミックス、1996年)/再読。福本作品は心理描写が長くストーリー展開が遅い。それでも男の背中を鞭打つ言葉が心地よい。
2013-05-22
目撃された人々 36
小雨が降っていた。細い十字路の角で少年が茫洋とした表情で両手をポケットに突っ込み口笛を吹いていた。私がバイクの上から「風邪をひくなよ」と言うと、彼は高い音の口笛で答えた。振り返ると少年はオオルリになっていた――というのは作り話だ。少年は雨と戯れるように歩き去った。
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年5月20日
口笛の少年と似ている。/under the big magic tree | Flickr - Photo Sharing! flickr.com/photos/ukke_ph…
— 小野不一さん (@fuitsuono) 2013年5月20日
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